第一回市民ランナーリレーインタビュー東様(後編)

こちらの記事は、第一回市民ランナーリレーインタビューの後編となります。
前編はこちら

目次

走るモチベーションを保ち続ける秘訣は健康?

1秒でも早く走りたい、1メートルでも長く走りたいから不健康な時代に戻りたくない」——そんな思いがモチベーションの源泉だという東さんは、日々の生活において健康を意識しながら走ることを習慣にしています。走り始めたことで、体型にも少し変化が表れ、以前とは違う感覚を得ることができているとのこと。健康への意識が高まる中で、「昔やめたタバコに手が伸びそうになる時もある」と語ります。

東さんにとって、禁酒・禁煙を守り抜く。この決断は並々ならぬものでした。長年にわたって付き合ってきたその習慣を見直し、断つことにより、心身ともに新たな一歩を踏み出す決心を固めたのです。「走りたいという一心で我慢を続けている」と語る東さんの表情には、覚悟と決意が宿っていました。

やはりストレスがかかることもあるそうですが、それ以上に「走りたい」という強い気持ちが支えになっているといいます。「私の中で一番大切なことは、健康であり続けること」——その言葉には、東さんの強い思いが感じられます。

さらに、この決意を支えているのは「家族に恥じない自分でありたい」という思いでもあります。日々の挑戦が、東さんにとって大切な人への誇りとなり、今後も目標に向かって走り続ける姿を見せることでしょう。

寒さに負けないランニングの秘訣!冬に走ることで得られる「最高のご褒美」

週に2〜3回の頻度で走ることを心がけている東さんは、寒さが厳しくなる冬、会社を出た瞬間の冷たい空気に、「今日は絶対に走らない!」と心が折れそうになることもあるそうです。それでも、家に帰ると気持ちを切り替え、再び走るモチベーションが湧いてくるとのこと。

「走らなきゃ、って気持ちがどこかから湧いてくるんです」と話す東さん。彼女が冬のランニングを続ける理由には、思わぬ「ご褒美」があるからなのです。

冬は寒さのせいで、どうしてもお風呂に入るのが億劫になることが多いそうです。寒い中で体を温めるのが面倒に感じる一方、ランニングで体が温まると、すんなりお風呂に入ることができるといいます。「走った後は体がポカポカしているので、すぐにお風呂に入る気になります。これが冬ランの最高のご褒美です!!」と笑顔を見せます。これは、驚きのご褒美でした。私も冬の脱衣所でガタガタ震えながら、浴室に入るのでランニングしたらお風呂に入りやすい!は目からうろこでした。

「他の人もそう感じるのか気になるんですけど、私にはぴったりの習慣です!」と話す東さん。冬のランニングは、彼女にとってお風呂タイムを快適にするだけでなく、心身のリフレッシュにもつながっているようです。

寒さが厳しい季節だからこそ、「温かいお風呂にすっと入る喜び」を見つけた東さん。冬のランニングが楽しくなる秘密の1つがここにありました。

次の目標:フルマラソンへの挑戦

東さんの次なる目標は、フルマラソンの完走です。現在は、京都マラソンのペア駅伝に挑戦予定で、そこでは14.6キロのコースを担当します。友人とペアで走る中で、いずれはフルの距離を走りきることが夢だと話してくれました。「今年の3月か、もしくは来年の冬にはフルマラソンに挑戦したいですね」と意欲を見せています。

春には21キロのハーフマラソンにも出場予定で、6月の信州安曇野ハーフマラソンがその舞台となる予定です。まずはハーフに挑戦し、その先にフルマラソンという大きな目標を掲げている東さん。どんな結果を見せてくれるのか、応援せずにはいられません!

印象に残る初大会のエピソード

東さんがランナーとして参加した最初の大会は、地元で開催されたマラソンの5キロレースでした。この大会はスタート直後に急な坂があり、そこでは多くの参加者が歩き始める中、練習の成果を発揮した東さんは、後方から一人また一人と追い抜いていき、なんと100人以上を抜く快挙を成し遂げました!

「スタートに間に合わなくて、最後尾からのスタートだったんです。でも、練習してきたので一応走れて、気づいたらみんなをどんどん追い抜いていました」と、当時の達成感を嬉しそうに振り返ります。この大会での経験は特に思い出深く、順位発表ではなんと、40代女性部門で11位!!「次こそは8位入賞を目指してリベンジしたい」と決意を語ってくれました。

ランニングの楽しさについて

東さんが語るランニングの魅力は、何よりも人との出会いや繋がりにあります。「普段は一人で走ることが多いので、孤独なイメージがありますが、走ることで共通の趣味を持つ人たちと出会えるのが嬉しいです。」とのこと。

このように、ランニングを通じて広がる人との繋がりが、彼女にとっての大きな楽しみの一つであることが感じられます。また、私たち財団もこのようにランナーの輪を広げる活動をこれからも継続していきます。
東さんのように、たくさんの人との「ご縁」ができるお手伝いができるように尽力していきたいと思いました。


いかがでしたでしょうか?ランニングを初めて一年でたくさんの大会にも参加され、走る楽しさ、続ける大切さを
東様のインタビューで教わりました。
以上で第一回市民ランナーリレーインタビューは終了となります。
次回は、またインスタグラム、HPでお知らせいたします。

おたのしみに!!

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